九州公法判例研究会

九州行政判例研究会・関連研究会のご案内

第496回 九州行政判例研究会

第496回標記研究会を下記の通り開催しますので,ご出席ください。

1 日時 2017年6月19日(月)17時半より

2 場所 福岡法務局4階大会議室
福岡市中央区舞鶴3-5-25
電話 092-721-4614

3 報告者 福岡訟務局訟務部 部付検事 菊池英理子氏

4 テーマ
最一小判平成29年4月6日裁時1673号1頁(じん肺管理区分取消訴訟の訴えの利益)

5 その他

レジュメ及び資料については当日配布の予定です。

第17回行政法研究フォーラムのご案内

行政法研究フォーラム(第17回)のご案内

2017年6月吉日
フォーラム呼びかけ人
大久保規子
大貫裕之
齋藤誠
佐伯祐二
村上裕章


第17回行政法研究フォーラムを下記の要領で開催いたしますので,お知らせ申し上げます。
今回のテーマは,「行政法理論と実務の対話--警察・安全と都市計画・まちづくり」です。行政訴訟・行政不服審査の動向から目を転じて,行政実体法(活動法)の分野での理論と実務の対話を試みることを目的としております。
行政の現場では,様々な課題に対して新しい手法の開拓等々,模索が続いています。一方で現場での行政法理論の働き方はどのようなもので,今後の理論に何が期待されているのでしょうか。他方で行政法研究は現場から何を受けとめ,研究の進展につなげていくべきなのでしょうか。一つの分野に特化したプロジェクトなり対話なりは,個別法や条例制定の現場で積み重ねられていることでありましょうが,今回は,「警察・安全」と「都市計画・まちづくり」という二つの分野を設定して,理論にも造詣の深い実務家と研究者の報告を組み合わせ,討論も含めて対話を図ることで,個別分野を横断した議論の進展も期待したいと考えています。
学期末の暑い時期ではございますが,ご参集のほどよろしくお願い申し上げます。

1.日時
2017年7月29日(土)午後2時開始(5時半終了予定)
2.会場
東京大学伊藤国際学術研究センター地下2階 伊藤謝恩ホール(東京大学赤門脇)
会場へのアクセスについては,http://www.u-tokyo.ac.jp/ext01/iirc/access.html をご覧ください。
3.テーマ
行政法理論と実務の対話--警察・安全と都市計画・まちづくり
4.進行(予定)
(1)報告
荻野徹氏(原子力規制庁次長(元警察大学校長))
「新しい『警察法理論』への実務の期待」
米田雅宏氏(北海道大学大学院法学研究科教授)
「『警察権の限界』論の再定位--親密圏内における人身の安全確保を素材にして」
藤川眞行氏(国土交通省関東地方整備局用地部長(元小田原市理事・都市政策調整統括監))
「都市計画・まちづくりにおける現場の課題と法的論点」
野田崇氏(関西学院大学法学部教授)
「縮退時代の都市計画の課題」
(2)討議
5.参加費
1名1000円(学生500円)です。当日会場にてお支払いください。
資料費など実費に充当させていただきます。
6.懇親会
フォーラム終了後,東京大学医学部研究棟13階CapoPELLICANO(カポペリカーノ)本郷店にて,恒例の懇親会を行います。
懇親会参加費は5000円(学生2000円)の予定です。
7.参加資格
フォーラムへの参加資格はとくにありません。
テーマにご関心をお持ちの方はお誘い合わせのうえ,ご参加ください。
会場校での準備の都合上,事前申込にご協力くださいますようお願いいたします。
※申込期限内にお申し込みいただかずに参加される場合,参加人数によっては資料をお渡しできないことがございます。
8.申込方法(ウェブサイトからの受付のみとさせていただいております)
ご参加いただける場合は,7月17日(月)までに
https://ssl.form-mailer.jp/fms/f8cbe1a5502395
にアクセスして,参加申込みを行ってください。
9.フォーラム開催予定等のご案内
○Web サイト:http://ad-law-forum.sakura.ne.jp
○メールマガジンhttp://www.mag2.com/m/0001107404.html

第495回 九州行政判例研究会

第495回標記研究会を下記の通り開催しますので,ご出席ください。

1 日時 2017年5月15日(月)17時半より

2 場所 福岡法務局4階大会議室
福岡市中央区舞鶴3-5-25
電話 092-721-4614

3 報告者 福岡地方裁判所第2民事部判事補 川上タイ氏

4 テーマ
名古屋高判平成27年11月12日判時2286号40頁(地方法務局長がした土地家屋調査士に対する懲戒処分を行わないとの決定の行政処分該当性)

5 その他

レジュメ及び資料については当日配布の予定です。

九州公法判例研究会の今後の予定について

九州公法判例研究会会員各位

大変お世話になっております。
夏期研究会及び秋期研究会(その1)を下記の通り予定しておりますので,日程を空けて頂ければ幸いです。
夏期研究会の開催場所は,いつもの九州大学ではなく,熊本大学ですので,ご注意ください。
秋期研究会(その2)は,11月頃を予定しております。

幹事 村上裕章(九大)

Ⅰ 夏期研究会
1 日時 7月15日(土)14時より
2 場所 熊本大学(詳しい場所は未定)
3 テーマ 未定
※熊本震災について岡田行雄教授及び大脇成昭准教授(いずれも熊本大学)にご報告頂く予定です。

Ⅱ 秋期研究会(その1)
1 日時 9月9日(土)14時より
2 場所 九州大学大学院法学研究院大会議室
3 テーマ 未定
※本年度の公法学会で報告される予定の西土彰一郞教授(成城大学),大日方信春教授(熊本大学),井上禎男教授(琉球大学)にプレ報告を行って頂く予定です。

以上

第494回 九州行政判例研究会

第494回標記研究会を下記の通り開催しますので,ご出席ください。

1 日時 2017年4月17日(月)17時半より
2 場所 福岡法務局4階大会議室
福岡市中央区舞鶴3-5-25
電話 092-721- 4614
3 報告者 北九州市立大学法学部講師 近藤卓也
4 テーマ

最判平成28年7月15日判時2316号58頁

① 市の経営する競艇事業の臨時従事員等により組織される共済会から臨時従事員に対して支給される離職せん別金に充てるため,市が共済会に対してした補助金の交付が,地方自治法232条の2所定の公益上の必要性の判断に関する裁量権の範囲を逸脱し,又はこれを濫用したものとして違法であるとされた事例

② 市の経営する競艇事業の臨時従事員等により組織される共済会から臨時従事員に対して支給される離職せん別金に充てるため,市が共済会に対してした補助金の交付が,その後の条例の制定により遡って適法なものとなるとした原審の判断に違法があるとされた事例
5 その他
レジュメ及び資料については当日配布の予定です。

2017年度春期 九州公法判例研究会

九州公法判例研究会会員各位

大変お世話になっております。
2017年度春期研究会を下記の通り予定しておりますので,ご出席のほど
よろしくお願い申し上げます。

九大 村上裕章(次期幹事)

1 日時 2017年4月22日(土)14時より
2 場所 九州大学法学部大会議室
3 報告者及びテーマ
(1)田代滉貴氏(九州大学大学院法学研究院博士課程2年)
「ドイツ連邦憲法裁判所の判例における「民主的正統化」論(仮題)」
(参考文献)
太田匡彦「ドイツ連邦憲法裁判所における民主的正統化思考の展開
――BVerfGE93, 37まで」藤田宙靖=高橋和之編『憲法論集 樋口陽一先生古稀記念論文集』(創文社,2004年)317頁以下
門脇美恵「ドイツ疾病保険における保険者自治の民主的正統化(三),(四)」法政論集(名古屋大学)251号(2013年)347頁以下,252号(2013年)151頁以下
日野田浩行「民主制原理と機能的自治」曽我部真裕=赤坂幸一編『憲法改革の理念と展開(上巻) 大石眞先生還暦記念』(信山社,2012年)333頁以下
高橋雅人『多元的行政の憲法理論』(法律文化社,2017年)

(2)守谷賢輔氏(福岡大学法学部准教授)
「暴力団員をめぐる人権問題――西宮市公営住宅事件(最判平成27年3月27日民集96巻2号419頁)を契機に――(仮題)」
(参考文献)
佐々木雅寿「判批」判例時報2293号148頁(2016年)
橋本基弘「暴力団と人権――暴力団規制は憲法上どこまで可能なのか――」警察政策13巻1頁(2011年)

システム監督―金融監督を例として(仮題)

会員各位

九州公法判例研究会2016年度幹事の井上武史です。
1月に研究報告をしていただきました高田篤先生(大阪大学)より,下記研究会のご案内をいただきましたので,転送させていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

研究会のご案内

3月1日からに,ドイツ・ミュンヘン大学教授のアン-カタリン・カウフホールド氏(公法学)が,大阪大学に客員研究員として滞在されます。

この機会に,ドイツ公法学において将来を嘱望されているカウフホールド氏に,教授資格申請論文で取り扱われた「システム監督(Systemaufsicht)」について講演していただき,その後,活発に議論をしたいと思います。その詳細が決まりましたので,お知らせ申し上げます。

テーマ:「システム監督―金融監督を例として(仮題)」

日時:3月18日(土)14時 ~ 17時(予定)
場所:大阪大学 中之島センター 404号室
https://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php

講演会の後には,懇親会を開くことも予定しております。準備の都合がございますので,講演会,懇親会にご参加いただけます方は,それぞれ高田までご連絡下さい。
多くの方々にご参加いただけますよう,宜しくお願い申し上げます。

高田 篤(大阪大学)

第493回 九州行政判例研究会

第493回標記研究会を下記の通り開催しますので,ご出席ください。

1 日時 2017年2月20日(月)17時半より
2 場所 福岡法務局4階大会議室
福岡市中央区舞鶴3-5-25
電話 092-721- 4614
3 報告者 福岡法務局訟務部民事訟務部門上席訟務官 田辺淳一
4 テーマ
司法書士及び司法書士法人の懲戒処分の執行停止申立てが認められなかった事例(最判平成27年(行ク)第2号)
5 その他
レジュメ及び資料については当日配布の予定です。

フランス憲法学と立憲主義

会員各位
九州公法判例研究会幹事の井上武史です。
九州産業大学の堀口先生から,研究会に関する下記案内が届きましたので,転送いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

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九州産業大学経済学会・研究会
「フランス憲法学と立憲主義」

日 時:2017年2月4日(土)16:00~18:00
会 場:九州産業大学1号館9階経済学部中会議室
http://www.kyusan-u.ac.jp/guide/map/access.html
報告者:山元一先生(慶應義塾大学)
テーマ:「フランス憲法学と立憲主義」
申込み:堀口悟郎(goro.h@ip.kyusan-u.ac.jp)[@を半角に置き換えて下さい]
懇親会:19:00~(会場未定)

※研究会自体は当日参加も可能ですが,懇親会に参加される方は,会場予約の関係上,1月28日(土)までに堀口にご連絡くださいませ

2016年度冬期 九州公法判例研究会

会員各位
九州公法判例研究会幹事の井上武史です。
2016年度冬期研究会の案内を送りますので,ご確認くだされば幸いです。
学期末でお忙しいことと存じますが,万障お繰り合わせの上,ご参集ください。

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日 時:2017年1月21日(土)14時~18時
場 所:九州大学箱崎キャンパス・経済学部大会議室(いつもと場所が異なりますので,ご注意ください。)
 下記キャンパスマップの,緑色4番の建物です。
 https://www.kyushu-u.ac.jp/f/28544/hakozaki_jp_2.pdf
報 告:
①「フランスにおける自然災害防止のための公用収用制度」
福重 さと子氏(北九州市立大学法学部准教授)
②「現代ドイツ公法学の文献学的・社会史的検討――ディートリッヒ・イエッシュ「再読」をめぐって」
高田 篤氏(大阪大学大学院法学研究科教授)
 (参考文献)高田篤「ドイツにおけるケルゼン『再発見』と国法学の『変動』の兆し」法律時報88巻3号,高田篤「解説」M・イエシュテット他著,同他監訳『越境する司法――ドイツ連邦憲法裁判所の光と影』所収,遠藤博也「イエッシュにおける憲法構造論(一)」同『国家論の研究――イエッシュ,ホッブス,ロック』所収
*研究会終了後に,懇親会を予定しています。

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