公益と私益
2016年1月30日17時から,九州大学大学院法学研究院・第1研究会室において,関西学院大学法科大学院教授の曽和俊文教授による「公益と私益:補遺」と題する研究報告が行われた。
同報告は,芝池義一先生古稀記念論文集に掲載予定の論文「公益と私益」を踏まえたものであり,同論文を執筆した背景や問題意識が明らかにされた上で,民商法雑誌148巻6号で特集された中間的利益論と,本研究の成果として論究ジュリスト12号に掲載された団体訴訟論を中心的な素材として,曽和教授の三極構造論の立場から「公益と私益」について検討を加えた旨が述べられ,今後に残された課題が指摘された。
2016.01.30 | Comments(0) | Trackback(0)