九州公法判例研究会

九州行政判例研究会・関連研究会のご案内

第453回九州行政判例研究会

第453回標記研究会を下記の通り開催しますので,ご出席ください。

1 日時 平成24年7月9日(月)午後5時30分から

2 場所 福岡市中央区舞鶴3丁目9-15 福岡法務局5階会議室

3 報告者 福岡市総務企画局行政部法制課 下田百利子

4 テーマ

最高裁平成23年7月14日第一小法廷判決
平成21年(行ヒ)第401号(判例時報2129号31頁)

介護保険法上の指定居宅サービス事業者等の指定を府知事から受けた事業者が,不正の手段によって当該指定を受けた場合において,市から受領した居宅介護サービス費等につき介護保険法(平成17年法律第77号による改正前のもの)22条3項に基づく返還義務を負わないとされた事例

5 その他

レジュメ及び資料については,当日配布の予定です。

2012年度夏期九州公法判例研究会

九州公法判例研究会会員各位

いつもお世話になっております。今年度幹事の南野@九大法です。

大変遅くなってしまいましたが,7月14日(土)の研究会の詳細を次の通り確定しましたのでお知らせいたします。今回は,九大の院生による判例研究となります。お忙しいとは存じますが,どうぞ奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。

日時:2012年7月14日(土)15h00~18h30
場所:九州大学法学部大会議室(箱崎キャンパス・法学部研究棟2階)
*場所・時間ともに前回とは異なっておりますのでご注意下さい。

-----
【報告1】
原島啓之(九州大学大学院法学府修士課程・憲法専攻)
最一小判2012年1月16日裁判所時報1547号10頁【懲戒処分取消等請求事件】

(参考文献)
1)渡辺康行「『日の丸・君が代訴訟』を振り返る」論ジュリ1号108-117頁
2)山本隆司「日本における裁量論の変容」判時1933号11-22頁
3)宍戸常寿「裁量論と人権論」公法研究71号100-111頁

【報告2】
高橋和也(九州大学大学院法学府修士課程・憲法専攻)
最二小判2012年4月2日裁判所時報1553号2頁【生活保護変更決定取消請求事件】

(参考文献)
1)棟居快行「生存権と『制度後退禁止原則』をめぐって」佐藤古稀(下)369-390頁
2)木下秀雄「生存権訴訟(老齢加算廃止違憲訴訟)の現状と課題」法時84巻2号79-83頁
3)葛西まゆこ「司法による生存権保障と憲法訴訟」ジュリ1400号110-118頁
-----

以上です。どうぞよろしくお願いいたします。なお,秋の研究会は,9月29日を予定しております。憲法ご専攻の方によるご報告がすでに予定されておりますので,あとお一人,行政法・租税法をご専攻の方によるご報告を募集しております。ご検討いただける方は南野までご連絡をいただきますようお願いいたします。

<< 1 >> 1ページ中1ページ目
Copyright © 2010-2020 九州公法判例研究会 All rights reserved. Design by http://f-tpl.com