九州公法判例研究会

九州行政判例研究会・関連研究会のご案内

2011年度秋期九州公法判例研究会

九州公法判例研究会 会員各位

前略 次回の研究会につき詳細が固まりましたので,ご案内させていただきます。
万障お繰り合わせのうえご出席いただきますよう,お願い申し上げます。



1. 日時:2011(平成23)年9月24日(土)14:00~

2. 場所:九州大学法学部 大会議室(研究棟2階)
※会場が前回と異なりますのでご注意ください。

3. 報告者および報告内容
(1)奈須祐治会員(佐賀大学経済学部准教授)
「憎悪煽動の規制と表現の自由―マイノリティの地位と尊厳という視点から―」
(参考文献)
Jeremy Waldron, Dignity and Defamation: the Visibility of Hate, 123 HARV. L.
REV. 1596 (2010).
STEVEN J. HEYMAN, FREE SPEECH AND HUMAN DIGNITY (2008).
ERIC BARENDT, FREEDOM OF SPEECH, 2nd ed. (2005) ch. 5
(邦訳,比較言論法研究会訳『言論の自由』(雄松堂出版,2010)第5章).
内野正幸『差別的表現』(有斐閣,1990)。
市川正人『表現の自由の法理』(日本評論社,2003)第1編第2章。
松井茂記『マス・メディア法入門』[第4版](日本評論社,2008)165-67頁。
横田耕一「人種差別撤廃条約と日本国憲法―表現規制について―」樋口陽一他編『芦部信喜先生古稀祝賀・現代立憲主義の展開(上)』(有斐閣,1993)713-740頁。

(2)原田大樹会員(九州大学大学院法学研究院准教授)
「政策実現過程のグローバル化と国民国家の将来」(※日本公法学会プレ報告)
(参考文献)
原田大樹「国際自主規制と公法理論」法政研究(九州大学)75巻1号(2008年)1-28頁
原田大樹「国際会計基準採用の法的課題」ジュリスト1380号(2009年)2-7頁
原田大樹「多元的システムにおける行政法学──日本法の観点から」新世代法政策学研究(北海道大学)6号(2010年)115-140頁
原田大樹「政策の基準」大橋洋一編『政策実施』(ミネルヴァ書房・2010年)77-98頁
原田大樹「本質性理論の終焉?──国際金融市場規制を素材として」新世代法政策学研究(北海道大学)11号(2011年)259-282頁

※諸般の事情により,今年度の研究会からお茶等の準備ができなくなりました。必要な方は各自でご準備くださいますようお願い致します。

※次々回(冬期)の研究会は2012年1月21日(土)に開催する予定です。

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